ご存知でしたか？ 11月1日は紅茶の日なんです。温かみのある記念日で、紅茶を楽しみながらゆったりとした時間を過ごすのがぴったりです。今回はそんな「紅茶の日」と紅茶に関する、ちょっとした豆知識をシェアしたいと思います。
なぜ11月1日は紅茶の日？
11月1日が紅茶の日とされたのには、3つの理由があります。
まず、11月は紅茶の生産がピークを迎える月だから。
次に、「11」という数字が茶葉を立てている姿をイメージさせるから。
そして、1791年のこの日、日本人が初めて紅茶を飲んだ日とされているからです。
暴風雨でロシアに漂着した大黒屋光太夫が、ロシアの首都ペテルブルクで女帝エカテリーナの茶会に招かれ、日本人としては初めて紅茶を口にしました。
紅茶が日本に初めて輸入されたのは1880年代ですが、緑茶が主流だったため、すぐには普及しませんでした。しかし、1952年に大阪で日本初の紅茶専門店「MUSICA」が開店し、1974年には東京にも紅茶専門店が登場しました。ちなみに、日本茶の日は10月31日です。
紅茶の日の背景を知ることで、紅茶の味わいも一層深まりますね。
「紅茶」という名前の由来
紅茶という名前からは赤い色のお茶を連想しますが、これは中国語での意味です。一方、英語では「Black Tea」と呼ばれ、乾燥した茶葉が黒いことに由来します。つまり、飲み物としての色と乾燥した時の茶葉の色、どちらも紅茶の名前に表現されています。
世界中で愛される紅茶
紅茶は世界中で愛されており、特にイギリスやインドが紅茶大国として有名です。イギリスのアフタヌーンティーやインドのマサラチャイなど、それぞれの国独自の飲み方や文化があります。各国の歴史や文化と深く結びついている紅茶を知ると、一杯の紅茶がさらに特別なものに感じられます。
まとめ
11月1日の紅茶の日には、お気に入りの紅茶を楽しんで、リラックスしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。今回の豆知識を友人や家族とシェアして、紅茶の魅力を広めるのも素敵な過ごし方です。
