暑くなってきた季節にぴったりのアイスティーの基本レシピをご紹介します。よくある失敗は、出来上がりが水っぽくなることです。これを防いでクリアなアイスティーを作るためのポイントを2つお伝えします。
1. 製品化された氷を使用する
アイスティーを作る際に最も重要なのは氷の状態です。どんなに高級な茶葉を使っても、溶けやすい氷ではおいしいアイスティーは作れません。お店のアイスドリンクが美味しいのは、業務用製氷機の氷を使っているからです。
家庭用冷蔵庫の氷は溶けやすく、脆い場合があります。市販で手に入りやすいコンビニのロックアイスを使うと、紅茶が溶けにくくなり、急冷することでクリアなアイスティーが作れます。もちろん、自宅の冷蔵庫の氷がしっかりしている方はそれでも大丈夫です。
2. 濃い茶液を作る
いわゆる「オンザロック方式」で作るアイスティーは、熱い茶液をグラスに注ぐ際に氷が溶けることを考慮し、ベースの茶液を通常よりも濃く作る必要があります。
グラスの容量にもよりますが、目安としてお湯の量150cc、茶葉の量3g~4g、抽出時間は3分です。
濃い茶液を作りすぎると、クリームダウン(紅茶の成分が冷やされることで白く濁る現象)が起こりやすくなるので、バランスが大事です。一気に氷をたくさん入れたグラスに注ぎます。
氷が溶けすぎてしまうのが気になる場合は、一度氷を取り出し、新しい氷を入れると良いでしょう。
まとめ
アイスティーの作り方は色々ありますが、今回は失敗しないためのポイントとして製品化された氷を使うことと、濃い茶液を作ることをお伝えしました。自分の環境に合った方法で、ぜひ美味しいアイスティーを楽しんでください。これからの季節にぴったりの爽やかな一杯をお試しください。